photographer Shinji Nishimura web site
Text Size :  A A A
|  Home  |  Works  |  Gallery1  |  Gallery2  |  Profile  |  Diary  |  Link  |  Contact  |  iPhone App  |
Img20100503120256
Img1b20100503120256
Img1c20100503120256
昨年末のことだが、急に井戸水が出なくなったことがあった。
ポンプの故障か、水枯れか、水道管に何かあったのか、
不安な想像は膨らむばかりで、水がでないと何もできない・・・。

取り急ぎ、水の確保をしようと思ったのが、
この村の山奥にある湧水だ。
たくさんのポリタンクを積んで、汲みに来ている車を
たびたび見かけていたので、行ってみることにした。
家の井戸水も、十分おいしいので、
特に、湧水のことは気にはしていなかったのだが、
飲んでみると、まろやかで甘みがある水だった。

水は、大きな岩の裂け目から流れてくる岩清水で、水量は多くない。 
水汲みに来ている人は、手作りのジョウゴに、
長いホースを付けた道具を持参し、上手に容器に入れていた。
・・・後日、我が家でも作ることになった。

井戸は、その日の夜と翌朝に、知り合いの業者さんが修理してくれた。
幸いにも、スイッチの接触部分の交換で済んだ。
ポンプの故障がもたらした、湧水との出会いと水のありがたさ・・・。
それからは、度々そこを訪れるようになった。

白湯にすると、甘さが増してとても美味しい。
ご飯を焚くにも、焼酎のお湯割りにするにも、
この湧水は、我が家では、かかせないものとなった。
Img20100406095726
Img1b20100406095726
Img1c20100406095726
年に数回訪れるお宿 「阿蘇の四季」。
いつも、女将さんのご厚意で、特別に銀三一家も一緒に、
離れに泊めさせていただける。
今回も銀三達は、大人しく、
まるで実家に帰ったかのように? リラックスしていた。
私たちも、女将さんの優しさと、美味しいお料理とお酒、
お風呂にすっかり癒された。

翌日は、パワースポットと言われる 「押戸ノ石石群」 に立ち寄った。
この 「押戸の石」 がある丘は、阿蘇の山を360度見渡すことができる。
人工的な建物が何一つなく、太古の聖地を思わせる、
美しい異次元の世界を感じる景色が広がっている。
野焼きのあとの丘は、黒とグレーとベージュの世界で、
曇りの天気ともよく合い、神秘的だった・・・。

色々な言い伝えがあるようだが、確信には至ってないらしい・・・。
しかし、標高800Mの丘に、このような石群があるのは、不思議である。
気温は8度くらいだったが、寒くはなく、妙に頭が冴え冴えし、
とても気持ちがよかった。

・・・不思議なことがあった。
銀三が、石の側に来なかったのだ。
銀三は、先に石群のところへ登って行ったのだが、
私たちがたどり着く頃には、もう下って行ってしまった。
頂上で、撮影をしている間も、呼んでも登っては来なかった。
普段、大体私たちの側にいる銀三にしては、珍しいことだ。
パワースポットと言われる石の磁力が、強すぎたのだろうか・・・?

Img20100327144702
Img1b20100327144702
Img1c20100327144702
「足利事件、菅家さん無罪判決」の報道を見て、代官山に住んでいた時の事を思い出した。
夕方家に帰ると、妻が「刑事さんが待っているよ」という。 
外へ出ると刑事2人がいて、車の後部座席に乗せられた。 上野にある信用金庫から現金が
強奪される事件があり、逃走した黒のオートバイとプレートナンバーが、似ているという事だ。

当時、どこで何をしていたのか云々・・・仕事の内容から日常生活のことまで長々と事細かに
尋問され、あたかも犯人扱いの理不尽な言動である。 その日はそれで終わったが、3~4日後
また連絡があり、再度車に乗せられた。

当時の様子をもっと聞きたいという。 目撃されたバイクの形がよく似ているらしく、おまけに
犯人は長髪だったようだ。 思わず自白しそうになったが、事件当日は知り合いのモデル撮影
をしていたので、何とか容疑がはれたようである。 
そのモデルさんにまで聞き込みがあり、迷惑をかけてしまった。
 
それにしても捜査員の取り調べ方というのは、何としてでも犯人に仕立て上げようと、傲慢である。
数日間は容疑者状態で生活していたわけで、菅家さんは18年間、ほんとに気の毒に思う。
 
アリバイがあり、「クロ」じゃないことがわかると、名刺を差し出し、何か困ったことが起きたら、
いつでも連絡しなさいという。 
申し訳なかったということだろうが、その後福岡へ移り住むことになり、転居知らせを送ると、
ある日電話があり、「何か言いたい事や、隠している事でもあるんじゃないの?」と云っていた。
あくまでも「グレー」だったわけで、名刺はすぐに破り捨てた。